横浜市難病指定医療機関(炎症性腸疾患)

病気を知り、理解を深めましょう

潰瘍性大腸炎・クローン病とは?

  • check_box

    潰瘍性大腸炎は大腸の内側に炎症が生じ、潰瘍が形成される疾患です。

    20代の発症が多いですが最近は40代以降でも発症が見られます。

  • check_box

    クローン病は消化管のどの部分にも炎症が起こり、深い層まで影響を及ぼす疾患です。

    10代~20代の発症が多いです。

  • check_box 両疾患ともに、自己免疫反応が関与していると考えられており、原因は完全には解明されていません。
  • check_box

    潰瘍性大腸炎は、下痢や腹痛・血便などの症状が見られます。

  • check_box

    クローン病では、下痢・腹痛に加えて腸閉塞や栄養吸収不良など、さまざまな症状が現れる場合があります。

  • check_box

    潰瘍性大腸炎とクローン病をまとめて、炎症性腸疾患(IBD)と呼びます。

  • check_box

    早期の診断と適切な治療が重要で、生活習慣の改善も重視されます。より良い生活を実現することが可能です。

潰瘍性大腸炎とクローン病は、慢性の炎症性腸疾患です。これらの疾患は、消化器系にさまざまな影響を及ぼし患者の日常生活に大きな影響を与えます。ここでは、潰瘍性大腸炎とクローン病の特徴や発症メカニズムについて詳しく解説し、これらの病気に対する理解を深めていきましょう。

トイレに駆け込んでいませんか

主な症状と診断方法

身体の異変を見逃さないために

  • Point 01

    腹痛の症状

    腹痛は多くの病気で見られますが、排便しても痛みが残る、渋るようなおなかのいたみ(渋り腹)を抱える患者様が多いです。

  • Point 02

    下痢が続いていませんか

    トイレに駆け込む、我慢ができない、トイレの場所を把握していないと外出が不安だ…そんな方はすぐ受診してください。

    診察では1日の便回数、血液や粘液が混じっているか、便の性状(軟便、泥状便、水様便)、などをお伺いします。

  • Point 03

    血便が出たら

    出血は重要なサインです。貧血など二次症状が現れるかもしれません。血がついている・便が黒いなど、すぐ受診ください。

背景画像
治療法と最新の医療情報
治療法と最新の医療情報

潰瘍性大腸炎とクローン病は、慢性の炎症性腸疾患であり、多くの場合、患者様に多様な症状を引き起こします。これらの疾患は、それぞれ異なる治療アプローチが求められますが、共通して重要なのは、早期の診断と適切な治療による症状の管理です。

まず、投薬治療について詳しく見てみましょう。潰瘍性大腸炎とクローン病に対する一般的な薬物治療には、抗炎症薬や免疫抑制剤、さらには生物学的製剤が含まれます。これらの薬は、腸の炎症を抑え、症状の改善を図るために使用されます。特に生物学的製剤は、特定の免疫反応をターゲットにすることで、効果的に症状を緩和することが期待されます。個々の症状や体調に応じて、適切な薬剤を選択することが重要です。

次に、食事療法について触れます。潰瘍性大腸炎やクローン病の患者様にとって、食事は症状の管理において重要な要素となります。特定の食品が症状を悪化させることもあるため、どのような食事が適しているのかを理解することが必要です。一般的には、脂肪分を控えたり、消泡剤(界面活性剤)を避けたり、食物繊維を調整したりすることが推奨されます。食事日記をつけて、どの食事がどのように影響するかを記録することで、ご自身に合った食事療法を見つけることができるでしょう。

内視鏡治療も、潰瘍性大腸炎やクローン病の治療において重要な役割を果たします。内視鏡を用いることで、腸の内部の状態を直接観察し、必要に応じてポリープや病変を切除することが可能です。このような治療は、病状の進行を防ぐための重要な手段です。また、内視鏡による生検を行うことで、正確な診断を行い、最適な治療に繋げることができます。


当院では検査の苦痛を最大限和らげられるよう、鎮静剤を用いて寝たまま受けられる体制を整えております。クリニックで実施しているのは珍しく、我々のこだわりです。検査後は院内のリカバリーエリアで、新横浜駅を一望しながらお休みいただけます。

最後に、患者様が受けるべきサポートについて強調したいと思います。潰瘍性大腸炎やクローン病を抱える患者様は、身体的な症状だけでなく、精神的な負担も大きくなることがあります。そのため、医療機関での定期的なフォローアップや、専門家によるカウンセリングの利用が推奨されます。また、サポートグループに参加することで、同様の悩みを持つ人々と交流することができ、心の支えになることもあります。患者様の健康管理は、医師との連携だけでなく、周囲の支援も重要な要素であることを忘れないでください。

婦人科との関連性

婦人科は、女性が安心して相談できる場所であり、専門の医師が寄り添ってくれることで、恥ずかしさや不安を軽減することが期待できます。一人ひとりの悩みに耳を傾け、適切な解決策を見つけることが、健康的な生活へ導く一歩となります。


潰瘍性大腸炎・クローン病(炎症性腸疾患)が女性へもたらす影響を理解し、対策を講じることは、今後の人生をより良くするために欠かせません。


当院ではクリニック内で横浜市難病指定医(炎症性腸疾患)である院長と、婦人科専門医が連携して患者さまをサポートします。

婦人科との関連性

横浜市難病指定医療機関
(炎症性腸疾患)
安心してご来院ください

当クリニックでは、患者様が安心して受診できるよう、明確でわかりやすい受診方法と予約の流れを整備しています。初めての方でもスムーズにご来院いただけるよう、以下に詳細を説明いたします。

まず、予約の際はウェブ予約・お電話から承っております。ご希望の診察日や時間をお知らせいただければ、適した枠で調整させていただきます。予約をすることで、待ち時間を短縮し、よりスムーズな受診を実現できますので、ぜひご利用いただきたいと思います。


胃カメラ検査・大腸内視鏡検査は土曜日でも承っております。

来院の際は、健康保険証や各種医療証、お薬手帳、または健康診断の結果をお持ちいただくことをお勧めします。これらの書類は、適切な診察を行うために重要な情報となります。初めての受診時には、診察に関するご不安やお悩みをしっかりとお伺いし、その後の診療方針を丁寧にご説明いたします。

私たちのクリニックでは、患者様がリラックスして診察を受けられるよう、スタッフ一同、心温まる接遇を心掛けています。不安や緊張を少しでも和らげるためのお手伝いを致しますので、気軽にお話しください。特に婦人科の受診にはデリケートな面があるため、男性医師にお話ししにくい場合には、女性医師への受診を希望されることも可能です。

また、診察の流れとしては、まず初診の問診票に記入していただき、その後、医師が必要な検査や診察を行います。検査に関する不安や疑問があれば、事前にお気軽にお尋ねください。患者様が納得した上での診療を大切にしています。このように、私たちは患者様が安心して受診できる環境を整えています。

最後に、当クリニックに足を運ぶことを迷っている方には、ぜひ一度お電話やメールでのお問い合わせをお勧めします。どんな小さなことでも構いませんので、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。私たちがしっかりとサポートいたしますので、あなたの健康のために一歩を踏み出してください。


受付時間: 【婦人科】
火,木,金 9:00~16:30
水 14:00~16:30
土 9:00~13:30
【消化器内科】
火~金 9:00~17:30
土 9:00~13:30
【乳腺外科】
水 14:00~16:30

Contact
お問い合わせ

Instagram

インスタグラム